分け目が薄くなってきた女性へ!!その原因と対策法とは
昔は薄毛と言えば男性特有の悩みでしたが、最近では多くの女性が薄毛に悩んでいます。女性の薄毛化と言っても様々ですが、このページでは特に分け目周辺の薄毛について、その原因と対策法を説明します。
もし、今分け目が薄いと悩んでいる人や最近地肌部分が広がってきたと不安に感じている方は是非参考にしてください。
分け目が薄くなると
分け目部分とは一般的におでこから頭頂部にかけてを指します。この分け目部分はつむじ部分に比べると見えやすい位置にありますが、ある程度進行するまでは薄毛化していると自覚するのは難しいです。
特に女性の場合には、薄毛やハゲと言うのは男性特有の問題であり、女性には関係ないと思っている人が多いでしょう。
なので、少し分け目部分が広くなったぐらいでは特に気にせず、今日はたまたま髪型が悪かったと思う程度です。
薄毛を自覚するようになると頭から離れない
ところが薄毛が進行すると分け目部分の地肌が目立つようになるため、そこで初めて自分の髪の毛が薄くなっていると自覚するようになります。
そして、薄毛であることを自覚すると状況は一変します。
まず、自分の分け目が無性に気になりだし、頻繁にトイレ等にいって鏡を見るようになります。そして、地肌部分が見えていれば何とか隠れるように髪形を整えます。
しかし、進行が進んでくるとさらに地肌部分が広がってくるので、簡単に隠す事が出来ず1人で悪戦苦闘します。
また、周りの人の分け目に目が行くようにもなります。恐らく今まではほとんど気にならなかったと思いますが、自分の分け目が薄くなったと自覚すると周りの人の分け目が気になるようになり、意識的に見るようになります。
そして、相手の分け目の広さによって一喜一憂するようになります。
他人の視線も気になり始める
さて、薄毛を自覚するようになると今まで気になっていなかった他人の視線さえも気にするようになります。
頭部に視線がいった場合には「自分の薄い分け目を見ている」と思うようになります。これがどんどん積み重なっていくと、他人の視線が怖くなってしまい、友人や同僚に会うのが臆病になります。
実際にこのような恐怖心から仕事や学校に行くのが怖くなり、会社を辞めてしまったり引きこもりになった人もいます。
分け目が薄くなるとこのような状況にもなりかねないので、そうならないように日ごろから薄毛予防に取り組むとともに、なってしまった場合でも早期に対策や治療を行う必要があります。
分け目付近が薄くなる原因
まずは、女性が薄毛になる原因について説明します。
女性の薄毛の原因は
女性の薄毛の原因としては、
- 生活習慣の乱れ
- 分泌される女性ホルモンの低下
- 過度なストレス
- 過度なダイエット
などがあります。
まず、生活習慣の乱れについてですが、栄養のバランスが偏ると髪の毛に必要な栄養が送られなくなったり、睡眠時間が少ないと髪の毛の成長に必要な成長ホルモンが正しく分泌されなくなります。
そして、女性ホルモンについてですが、これは女性の美しい髪の毛を作り出す素であり、この女性ホルモンがあるからこそ女性は男性よりも薄毛になりにくいのです。なので、正しく分泌されなかったり、分泌量が低下すると髪の毛が細く痩せてしまいます。
また、過度なストレスを慢性的に受ける事で、常に血管が収縮し血行が悪くなります。すると、髪の毛に必要な栄養が行き届かなくなるので、髪の毛が細くなったり、抜け毛が増えてきます。
最後の過度なダイエットを続けていると、脳が生命活動の危機であると判断し、脳や心臓などの重要な臓器のみに栄養を送るようになります。そして、優先度の低い髪の毛への栄養供給が極端に減り、髪の毛が成長できなくなります。
女性が薄毛になる原因は他にもありますが、ほとんどがこの4つなのでしっかりとおさておきましょう。
なぜ分け目部分が薄くなるのか
上記に挙げた原因によって、髪の毛の成長を司る毛乳頭の活動が低下します。この毛乳頭の活動が弱まると毛母細胞の細胞分裂が抑えられ、髪の毛の成長が止まり、抜け毛が増えます。
このようなタイプの脱毛症をびまん性脱毛症と言い、女性が1番なりやすい脱毛症です。こちらのびまん性脱毛症は男性のAGAとは異なり、全体的に薄くなるのが特徴です。
ではこの全体的に薄くなるびまん性脱毛症において、なぜ分け目部分だけが薄くなっているのでしょうか?
実はびまん性脱毛症が初期の場合には、もともと髪の毛の量が多いために少しぐらい薄くなっていたとしても全体としてはほとんど変化に気づきません。しかし、この分け目の部分においてはもともと地肌が見えていたため、少し薄くなっただけでも大きく目立ちます。
つまりどういうことかと言うと、分け目の部分だけが薄くなったのではなく、全体的に薄くなっているが分け目以外のところはまだ表面化していないだけです。
なので、これから薄毛が進行してくれば分け目だけにとどまらず、頭全体に広がるでしょう。もしかしたら、すでに頭頂部にあるつむじ周辺も薄くなっているかもしれません。
牽引性脱毛症の可能性もある
また、頭皮や髪の毛を引っ張るタイプの髪型も注意が必要です。
頭皮や髪の毛を引っ張るタイプの髪型と言うのは、ポニーテールやツインテールやお団子などです。これらの髪型は頭皮を引っ張るわけですから毛根に大きな負荷がかかります。
このような大きな負荷によって分け目周辺の髪の毛が抜けてしまう事を牽引性脱毛症と言います。日ごろからポニーテールで髪の毛をきつく縛ったり、同じ分け目を作っている人の場合は少し気を付けた方が良いでしょう。
分け目が薄くなった時の対策法
まずは早期に薄毛である事を自覚する
薄毛の進行や脱毛症に対しての対策はなるべく早い方が効果が高く、また、元に戻るまでにかかる時間も短くて済みます。
なので、髪の毛のボリュームや地肌部分に対して少しでも違和感を感じたならば、自分が髪の毛が薄くなっていると自覚しましょう。しっかりと自覚する事で、原因の追究や対策などを本気で考えるようになります。
ここでもし、髪型が決まらなかったなどの言い訳を作り現実から目をそむけてしまうと、後でもっと恐ろしい事になってしまいます。自分が薄毛であると認めるには勇気がいりますが、これによって次のステップに進むことができます。
原因を追究し、その対策法をとる
髪の毛が薄くなってきている事を自覚したら、次は自分自身をしっかりと見つめなおし、脱毛や薄毛の原因を探りましょう。
原因をしっかりと特定する事で、これからあなたが行う薄毛対策の内容が変わってきます。
例えば、慢性的な睡眠不足なら睡眠をしっかりとったり、ストレスが溜まり過ぎているならストレス発散したりと、その原因に応じた薄毛対策をとらなければ薄毛の進行は止まりません。
そのために、しっかりと普段のあなたの生活を思い起こしてください。必ず薄毛になるための原因が隠れているので、それを見つけ出し、その原因にあった対策をしてやりましょう。
分け目が元通りに戻るには時間がかかる
薄毛の原因を取り除いてやれば、分け目部分の進行は少しずつおさまります。
進行がおさまると、徐々に毛乳頭や毛母細胞が活動を再開し、少しずつ髪の毛が成長してくるでしょう。
しかし、分け目が元通りになるまでにはかなりの時間がかかります。これは髪の毛の毛周期が関係しているため、早い人でも3ヶ月、通常は半年~1年、遅い人なら3年くらいかかります。
もちろんこれは現在の薄毛の進行具合にも左右されますが、逆を言えば、同じように長い時間をかけて髪の毛は薄くなっているという事です。
なので、すぐに髪の毛のボリュームが増えないからと言って落ち込んだりせずに、自分の頭皮や髪の毛を信じて頑張って薄毛の改善に取り組んでいきましょう。
薄毛の進行が進んでいるなら補助的に育毛剤を使おう
薄毛の進行具合が進んでいる人やなるべく早く分け目を元に戻したいと言う人は自力での回復+αとして育毛剤を取り入れる事をお勧めします。また、薄毛の原因が女性ホルモンの分泌量低下である場合と極端なダイエットの場合も育毛剤を服用した方がいいと思います。
女性ホルモンの分泌量が低下するのは40代を超えた当たりですが、この年齢になってくると自力での回復が非常に困難です。だから、薬の力を補助的に使う必要があります。
また、極端なダイエットの場合には、脳が髪の毛に余計なエネルギーを供給しない状態となっていますが、ここから髪の毛にエネルギー供給しても生命活動に問題ないと判断するまではかなりの時間がかかります。
現状が非常に悪い場合には、髪の毛にエネルギー供給しなくてもいいとなる可能性もありますので、早急に対応しなければなりません。ですから、こちらの場合にも育毛剤を取り入れてください。
育毛剤を使う事で、髪の毛が元に戻るまでにかかる時間が短縮する事ができます。
女性用育毛剤のほとんどが医薬部外品
さて、男性用の育毛剤は聞いた事があるけど、女性用の育毛剤なんてあるのかな?と思っている人も多いでしょう。
女性用の育毛剤はそのほとんどが医薬部外品であり、予防としてはある程度効果はありますが、実際に薄毛の症状があらわれてから効果が出るのかと言うとあまり効果はないでしょう。
そもそも医薬部外品とは治療を目的とした医薬品ではありません。一応効果のある成分が入っていますよと言う程度のものです。ですから、これらを使って改善させようと思ってもなかなか満足する結果にはなりません。
医薬品育毛剤であるパントガールを使う
では、女性用育毛剤で治療を目的として使われる医薬品はと言うと、それはパントガールです。

こちらのパントガールはドイツのMerz Pharmaceuticals GmbH社によって製造販売されている薬です。
ほとんどの人が聞いた事はないと思いますが、びまん性脱毛症の治療薬として医薬品の認可を受けており、たくさんの病院・クリニックで取り扱っています。
厚生労働省より正式に医薬品の認可を受けているという事は、その効果について様々な臨床試験で検証され、しっかりと改善するという事が証明されています。なので、育毛剤として考えているならこのパントガールを服用してください。
パントガールの効果・効能
パントガールには、
- チアミン :体内での代謝活動を促進させる働き
- パントテン酸カルシウム:代謝には欠かせない成分
- パラアミノ安息香酸 :細胞分裂を促す働き
- L-システィン :髪の毛を健康に保つ働き
- ケラチン :髪の毛の主成分
などの5つの有効成分が配合されています。
その中でも特に、チアミン、パントテン酸カルシウム、パラアミノ安息香酸の3つが頭皮内の代謝能力を高め、毛乳頭や毛母細胞の活動を活発化させます。
分け目が薄くなるのは、毛乳頭や毛母細胞の活動低下によるものなので、その活動を再び活性化させてやる事が重要です。パントガールを使う事によって、それらの活性状態をより高いものにし、髪の毛の成長速度を速める事ができます。
また、L-システィンやケラチンは髪の毛の主成分であり、これらのサポートによってツヤのある健康的な髪の毛になります。なので、髪の毛をただ増やすだけではなく、女性として魅力のある髪の毛を作りだす事ができます。
もっとパントガールについて知りたい人は、下に服用における改善実績や実際に購入した人の口コミを詳しく説明しているので、ご覧ください。
つむじを元通りにするにはかなりの時間がかかるので、長期戦のつもりで頑張りましょう。もちろん育毛剤は高い効果がありますが、自分の経済事情と完治するまでにかかる時間を考慮し、使うかどうかを判断してください。