正しいシャンプーのやり方・髪の洗い方

「髪の毛を洗う」すなわちシャンプーするという事は、髪の毛にとって非常に重要です。

しかし、間違ったやり方を続けていると、頭皮にトラブルが発生したり、髪を痛めたりして、薄毛になってしまいます。

ですから、ここで、正しいシャンプーのやり方を理解し、髪を痛めないようにしましょう。

髪をブラッシングする

ヘアブラシの写真

シャンプーをする前準備として、必ずブラッシングを行いましょう。ブラッシングとは、ヘアブラシで髪をとく事で、基本的には、髪を濡らす前に行います。

ブラッシングによって、頭皮についた皮脂やホコリを浮かせることができ、シャンプーをする時に皮脂やホコリが取れやすくなります。シャンプーが無かった頃には、ブラッシングだけで汚れをとっていました。

また、頭皮を刺激するため、簡単なマッサージとして、薄毛や抜け毛の予防にもなります。

ブラッシングをする時の注意として、以下の事を守ってください。

  • 濡れた髪をブラッシングしない
  • ムースなどで固めた場合はしない
  • 髪全体を優しく丁寧にする

まず、濡れた状態の髪は、髪が膨張しており、キューティクルが開いています。その状態でブラッシングをすると、頭皮の一番外側にあるキューティクルがはがれてしまい、髪が傷みやすくなります。

また、髪をがっちりと固めた場合にブラッシングすると、ブラシが通りにくいので、どうしても力をいれてブラッシングしてしまいます。すると、髪がブラシに引っかかるので抜ける必要な毛が抜けてしまい、頭皮が傷ついてしまいます。

最後に、ブラッシングは、髪の毛全体を満遍なく丁寧にするように心がけてください。

シャワーで流す

髪にシャンプー剤をつける前に、髪の毛をシャワーで濡らしましょう。

なぜなら、十分に濡れていない状態で、シャンプー剤をつけても、髪がシャンプー剤を吸収して、泡立たないからです。なので、シャワーで十分に髪を流し、髪の毛を濡らしましょう。

また、この時のシャワーの温度を40度以上にすると、頭皮が軽い火傷を負ってしまうので、シャワーの温度は38度くらいにしてください。

シャンプーで頭皮を洗う

では、シャンプーの前準備が終わったので、いよいよシャンプーで髪の毛を洗います。

シャンプーの写真

まず、注意しなければならないのが、シャンプーの原液を直接地肌につけてはいけないという事です。なぜなら、シャンプーの原液は、洗浄成分が非常に高いので、頭皮がかぶれたり、毛穴に原液が流れ込んで、毛穴を詰まらせたりします。

なので、手のひらにシャンプーの原液をのせ、水で少し薄めながら、泡立てていきます。ある程度泡立ったら、髪全体になじませるように、優しく丁寧に髪の毛に揉み込みます。

さて、ここでシャンプーで頭を洗う時のポイントを挙げます。

  • 髪の毛ではなく、頭皮を洗う
  • 爪を立てずに、指の腹を使って洗う
  • ゴシゴシ擦らずに撫でるように優しく洗う

まず、髪の毛(毛の部分)ではなく、頭皮を洗うというのは、頭皮の毛穴の部分に皮脂や汚れが溜まりやすく、また落ちにくいので、そこを重点的に洗うということです。逆に毛の部分についている汚れなどは、頭皮を洗う時に自然につくシャンプーの泡で簡単に落とすことができます。

なので、意識して毛の部分を洗わなくても、頭皮を洗う時に毛の部分と一緒に汚れも落ちてしまいます。

また、爪を立てるなというのは、固く鋭い場所で、頭皮をゴシゴシ擦ると、頭皮が傷ついてしまい、そこから炎症ができたり、抜け毛の原因となってしまうからです。そこで、指の腹(第一関節部分で指紋がある所)を使って、頭皮を洗いましょう。

指の腹の写真

実際に、美容院や理髪店などのプロの方々も、シャンプーする時には、指の腹で頭皮を洗います。当然彼らは美容専門学校および現場で、シャンプーのやり方を勉強しているので、指の腹で洗うのが一番頭皮に良いという事を理解しています。

最後のゴシゴシ擦らずに優しく洗うというのは、力いっぱい頭皮を擦ると、頭皮が傷ついてしまいます。また、力を入れると少し雑になってしまうため、念入りに洗われる場所と全く洗われない場所が出てきてしまい、毛穴に汚れが残った状態になります。

なので、頭皮を洗う時は、優しく丁寧に洗ってあげてください。

リンスで髪を保護する

シャンプーで髪を洗い終わったら、次はリンスを使います。一応リンスの役割について簡単に説明すると、髪の表面に油分の膜で保護させる事によって、水分の蒸発を防いだり、髪のツヤを出したりします。

リンスの写真

リンスのやり方は、シャンプーとは全く異なります。上の説明では、シャンプーで頭皮を洗うと書きましたが、リンスは髪の毛の方につけ、頭皮にはつけないようにしましょう。

なぜなら、リンスの役割は上でも説明したとおり、髪の毛を油膜で保護することなので、頭皮につけてもあまり意味がありません。また、頭皮にたくさんつけてしまうと、毛穴を詰まらせる原因にもなってしまいます。

では、早速、リンス剤を手のひらにのせ、手のひらに均一につくように混ぜます。そして、まず、一番傷みやすい毛先になじませます。それから、髪の根元を指で挟み、ゆっくりと毛先に向けて滑らせていきましょう。

この時、リンス剤が頭皮につかないように、毛の根元より少し手前から、毛先に向けて滑らせるようにしてください。

髪全体になじませたら、大体1分ほどでリンスは洗い流しましょう。リンスはあくまでも表面をコーティングするためのものですから、長時間待つ必要はありません。逆に、長時間の放置は頭皮や肌のトラブルにつながるので、早めに洗い流しましょう。

さて、みなさんはリンスとコンディショナーとトリートメントの違いについて知っていますか?もし知らなかったら、こちらも読んでみてください。

すすぎをしっかりとする

さて、シャンプーやリンスが終わったあとは、シャワーでそれらを洗い流さないといけません。これを一般的にすすぎと言いますが、多くの人がこのすすぎをしっかり出来ていません。すすぎ不足は、髪のトラブルに直結するので、注意が必要です。

すすぎで重要なのは、ずばりすすぐ時間です。3分を目安にシャンプーやリンスを落とすようにしてください。

まず、最初の1分は、手を使わずにシャワーをひたすら浴び、次の1分はシャワーを浴びながら、手を使ってシャンプー剤又はリンス剤を落としましょう。そして、最後の1分は、最初の1分と同じく手を使わずにシャワーで頭を流すだけで結構です。

やる内容としては、大したことではないので、時間だけを意識してすすぎ不足にならないようにしてください。

髪を乾かす

では、最後の髪を乾かすについて説明します。まずは、お風呂場で頭を振ったり、手で軽く払ったりして、余分な水分を落としておきましょう。

タオルドライ

バスタオルの写真

そして、ここから説明するタオルドライが「髪を乾かす」において一番重要なことです。タオルドライとは文字通り、バスタオルで髪の毛を乾かすという事です。

さて、そのタオルドライですが、まず、バスタオルで髪の毛を包み込み、その上から軽く頭をたたくようにして、髪全体の水分を大まかにとります。

それが終わったら、頭皮をマッサージするような形で、指の腹を使って軽く揉んでいきます。頭頂部分やサイドに関しては、しっかりとできるのですが、おでこの生え際の場所が忘れがちになります。ですから、おでこの生え際部分の水分もしっかりと拭き取りましょう。

この時に力いっぱい髪の毛を拭くのは絶対にやめてください。髪が濡れている状態は、髪の一番外側のキューティクル部分が開いて無防備な状態なため、すぐに髪が痛んでしまいます。

ちなみにこのタオルドライは、髪が少しふんわりするくらいを目安としてください。このタオルドライで全体の80%程度の水分を拭き取ります。

ドライヤーで乾かす

そして、残りの20%の水分を取るのがドライヤーです。

ドライヤーの写真

ドライヤーを当てる頃には、髪の毛の水分はほとんど取れている状態なので、根元から毛先にかけてスピーディに軽くあてるというのが理想です。

目安として、ショートからミディアムくらいの人なら5分程度、ロングの人なら10分ぐらいです。それで乾かないのであれば、タオルドライが足りていないので、タオルドライを見直してください。

ドライヤーをあてるときに気をつける事といえば、ドライヤーと髪との距離ですが、最低15cmはあけるようにしてください。あまりに近すぎると、高温の熱風によって、髪や頭皮がダメージを受けます。

ちなみにドライヤーをせずに自然乾燥に任せるという方もいらっしゃいますが、それは間違いなので絶対にやめてください。しっかりと乾かない状態で寝ると、髪や枕等に細菌やカビなどが発生するので、タオルドライの後は、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

これでシャンプーのやり方について終わります。

一応こちらに朝シャンについて詳しく説明しています。もし、興味があったら読んでください。

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シャンプーのやり方と一緒に覚えよう

シャンプーのやり方を覚えたら、ドライヤーや頭皮マッサージのやり方もついでに見ておきましょう。

また、シャンプーに関する情報も載せているので合わせて見ておいてください。

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頭皮にトラブルがある場合には、そのダメージから脱毛しやすくなります。もし、その傾向が出ていたり、不安がある人は、当サイトの薄毛危険度診断を受けてみてはいかがでしょうか?

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また、危険度が高い場合には、その原因を説明し、簡単な対策法をアドバイスします。ぜひやってみてください。

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