頭皮マッサージのやり方や効果について知る
ここでは、頭皮マッサージの効果、やり方などについて詳しく説明します。しっかりとマッサージをして、頭皮を健康にしてあげましょう。
頭皮マッサージで頭皮に刺激を与え、血行を良くする
薄毛の原因の1つとして、髪の栄養不足があります。頭皮内の血行が悪い場合、髪の毛を成長させる毛乳頭へ必要な栄養が供給されません。
すると、毛母細胞が細胞分裂をすることができないので、髪が太くならず、やせ細ったり、抜けてしまうので、薄毛になります。

そこで、頭皮に刺激を与え、頭皮内の血液の流れを良くしてやろうというのが、頭皮マッサージです。
頭皮マッサージとは、文字通り頭皮をマッサージするということで、手や指先を使って、頭皮を揉んだり、押したり、引っ張ったりとやり方は様々です。
また、最近では、オイルを使ったオイルマッサージや炭酸水を使った炭酸ヘッドスパも注目を集めています。
ところで、頭皮マッサージには、血行を良くする以外にも、頭皮を柔らかくして弾力性を持たせる効果があるのをご存知でしょうか?
実は、最新の研究データから、薄毛の人の多くは、非常に頭皮が固いということが分かりました。
作物を育てる場合、その土壌が固ければ、耕して柔らかくしてやらなければなりません。髪においても同じで、太くたくましい髪の毛を作るには、その土台である頭皮に弾力性があり、柔らかくなければいけません。
なので、薄毛に悩む人は是非とも頭皮マッサージを取り入れてください。
頭皮用オイルを使ってマッサージの効果UP
頭皮マッサージをする上で必要なものは、頭皮用のオイルです。この頭皮用のオイルを使う事で、頭皮の滑りが良くなり、マッサージをスムーズに行う事ができます。
頭皮用オイルは種類が豊富にありますが、お勧めしたいのは椿油とホホバオイルです。特にホホバオイルはオイルとして極めて優れているので頭皮マッサージの効果を高める事ができます。
椿油は頭皮に優しくなじみやすい

椿油にはオレイン酸という成分が多く含まれていますが、このオレイン酸は頭皮からでる皮脂にも多く含まれているので、頭皮に優しく、馴染みやすいです。
そして、平安時代などにおいては、女性が髪を手入れするにも椿油が使われていた事から、この椿油というのは、日本人の髪や頭皮との相性が良いと考えられています。
こちらの椿油は頭皮ケアには最適なオイルであり、頭皮マッサージに使う事で頭皮の状態を整えます。
ホホバオイルは保湿効果や新陳代謝機能を高める
そして椿油以上に素晴らしい効果を持っているのが今から紹介するホホバオイルです。

ホホバオイルは砂漠の過酷な環境においても水分を保持できる植物であるホホバより搾り取ったオイルであり、非常に高い保湿効果を持っています。
なので、ホホバオイルで頭皮マッサージを行うと、その高い保湿効果によって頭皮の水分蒸発を防ぐことができ、健康で弾力のある頭皮となります。
また、ホホバオイルにはたくさんのビタミン成分が含まれており、傷ついた頭皮の再生やターンオーバーを促進させる事ができます。
頭皮というのは髪の毛を作り出す土壌であり、この頭皮の新陳代謝機能が上がる事で、健康で美しい髪の毛を作り出す事ができます。
このようにホホバオイルには頭皮や髪の毛を良い状態にしてくれるので、頭皮マッサージの効果が格段にあがります。なので、頭皮マッサージをするならこちらのホホバオイルを使ってみてください。
自宅でできる頭皮マッサージのやり方
今から自宅でできる頭皮マッサージのやり方を説明します。
髪が乾いた状態で、頭皮に満遍なくオイルをつけていきます。この時、髪は必ず乾いた状態で頭皮オイルをつけるようにしましょう。
濡れた状態は頭皮に付着した水によって、オイルの浸透を妨げたり、場合によっては、角質層を傷つけてしまう恐れがあります。
前髪の生え際部分
まず最初は、前髪の生え際部分をマッサージします。
両小指を前髪の生え際のセンター部分にあて、そこから生え際部分に沿うように他の指も当てていきます。そうすると、手の大きさにもよりますが、両親指が耳元(上部)に当たると思います。
この時、必ず指の腹の部分をあてるようにしましょう。絶対に爪を頭皮にあててはいけません。
さて、この状態から、指を上下に動かします。動かすスピードはゆっくりで、大きく動かすように心がけましょう。そして、その時の力加減は、ほんの少し力を入れる程度にしておきましょう。
時間は大体2~3分を目安にしましょう。
頭頂部
次に頭頂部のマッサージを行います。
両手を頭頂部を包み込むようにしてあてましょう。この時、両手をくっつけるようにしてあててしまうと、指を動かすときにお互いが邪魔になってしまうので、両手は、2~3cm程度あけるようにしましょう。
この状態から、それぞれの指を頭頂部に押し上げるような感じで頭皮を揉んでいきます。ここでも、動かすスピードはゆっくりで、大きく動かします。
次に、両手を頭頂部に当てた状態から、円を描くように、指を動かして行きましょう。指の動かし方は、時計回りでも反時計回りでも構いません。
頭頂部におけるマッサージも2つ合わせて2~3分程度を目安としてください。
側頭部
最後に側頭部のマッサージを行います。小指をこめかみ部分にあて、そこから、耳を覆うような形で指を当てていきます。すると、親指は首もとぐらいになると思います。
そこから、円を描くように指を動かし、それが終われば、上下にも動かしてあげましょう。基本的な動きは頭頂部のマッサージと変わりありません。
これも目安は2~3分です。
参考動画
こちらに頭皮マッサージの参考動画を載せておきます。
この動画では、側頭部と頭頂部のマッサージを重点的に説明しています。マッサージの工程を6段階とし、それぞれがどのような効果があるかも説明しています。
コメント欄を見ると、癒された、気持ちいい、髪が太くなってきたなど、閲覧者さんも大変満足されているようです。
この動画のように、マッサージする時が癒しの時間となるように心がけてください。
頭皮マッサージにおける注意点
最後に頭皮マッサージをするに当たっての注意点を簡単に箇条書きにします。
- 頭皮オイルは髪が乾いた状態でつける
- 爪をたてずに指の腹を使う
- 指はゆっくり大きく動かす
- 力いっぱい頭皮を揉まない
- 長時間せずに各マッサージは2~3分程度
これらの事をしっかり守り、頭皮をケアしてください。
また、頭皮マッサージとよく似た頭皮を叩く行為が育毛効果があるというデマが流れました。そのような頭皮をたたく行為は頭皮を傷つけ、逆に薄毛を促進させてしまいます。絶対にそのような事はしないでください。
頭皮トラブルありませんか?
以下のような頭皮トラブルを抱えていませんか?。心当たりがある人はしっかりとチェックしておきましょう。
あなたの髪大丈夫ですか?
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また、危険度が高い場合には、その原因を説明し、簡単な対策法をアドバイスします。ぜひやってみてください。
