自毛植毛手術に伴う痛みについて

自毛植毛手術はAGAが進行した場所においても、非常に高い確率で髪の毛を生えさせることができる優れた治療法です。しかし、初めて施術を受ける人の多くは、自毛植毛手術は非常に痛みを伴う施術だと言うイメージを持っています。

このページでは、

  • 自毛植毛手術において本当に痛みが発生するのか?
  • 手術後に痛みはどんな感じなのか?

等について詳しく説明します。

手術中に痛みを感じるのか?

現在の自毛植毛手術は、髪の毛を1本ずつ移植するのではなく、毛包単位で移植するFUT(毛包単位植毛)法が主流となっています。この毛包というのは、髪の毛を作り出すために必要な組織の最小の単位であり、1つの毛包からは1本の毛がでているものもあれば2本、3本のものもあります。

自毛植毛手術は後頭部にある毛包をAGAが進行しているM字部分や頭頂部に移植するわけですが、その毛包(ドナー)を採取するためにメスを使って頭皮ごと切り取らなければいけません。

さて、自分の皮膚を切ると言われると当然ものすごい痛みがあると思われるでしょうが、安心してください。

施術においては鎮静剤で意識を鈍らせ、さらにドナーを切り取る場所には局部麻酔を打つため、全く痛みを感じる事はありません。

メスで頭皮を切っている間、ほとんどの人が眠っており、起きたら施術が終わっています。それ以外の人は、意識がはっきりしないまま手術室にあるモニターから映し出される映像をただボーっとみているだけとなります。

メスを使わないFUE法でも同じ

植毛手術の方法としては、メスを使わずに専門のパンチグラフトを使って毛包の周辺部分を組織ごと切離するFUE法と言う施術方法もあります。

こちらの施術方法においても同様に鎮静剤と局部麻酔によって全く痛みはありません。

ちなみにこちらの施術は、移植したいグラフトの数だけパンチグラフトでドナーを採取しますが、その時の感覚としては先が出ていないボールペンを軽くあてられているといった感じです。

移植時においても大丈夫!!

最終的には採取したドナーを薄くなっている箇所に移植しますが、この時にはドナーを入れるために頭皮にスリットを入れたり、穴をあけたりします。

もちろん通常であれば頭皮に穴をあけるとなると激痛が走りますが、ここでもしっかりと局部麻酔をしているので痛みは全くありません。

という事で、自毛植毛手術においてはドナーの採取時の切断から移植にいたるまで痛いと感じる事はないので、安心してください。

手術後の痛みについては

手術後に麻酔が切れると少し痛みが出てきますが、この痛みは施術方法によって異なるのでFUT法とFUE法それぞれについて説明します。

FUT法における術後の痛み

FUT法ではメスで後頭部の皮膚ごと切り取ってしまうので、麻酔が切れると少し強い痛みが出たり、赤く腫れあがる場合もあります。

そして、切り取った皮膚は当然縫合してやらなければいけませんが、この時に少し頭皮を引っ張って縫い合わせます。なので、術後には後頭部が引っ張られたり、つっぱたような感覚になります。

傷跡に関しては、だいたい4日~5日ぐらいでかさぶたができますが、無理やりとってしまうと強い痛みがでるので自然に取れるのを待ってください。

FUE法における術後の痛み

FUE法はドナー採取の際にパンチグラフトでくり抜くため、後頭部に1mm程度の小さな米粒上の傷ができます。

ただし、傷自体はメスを使って頭皮を切りとったFUT法に比べると浅いので、術後に強い痛みが出るという事はありません。

2~3日もすれば、その米粒上の傷のところにかさぶたができるので、後頭部にたくさんのかさぶたが発生します。このかさぶたができている時は、少しかゆみを伴いますが、絶対に掻き毟らないようにしましょう。

あまり強く掻き毟ってしまうと、かさぶたがはがれ血が出てしまいます。

痛みがでたら痛み止めを飲もう

FUT法、FUE法に関わらず術後には病院から痛み止めが処方されるので、痛みが出始めたら飲むようにしましょう。だいたい20分~30分で痛みが治まります。

特に手術当日の就寝時は枕で後頭部が圧迫されるので、痛みで寝れない場合があります。なので、寝る30分前に飲むようにしましょう。

麻酔を打つ時が1番痛い?

上でも説明しましたが手術前には局部麻酔を打つため、頭皮を切り取られたり、穴をあけられたりしても全く痛みはありません。

しかし、麻酔を打つ時には人によって強い痛みがある場合もあります。

鎮痛剤の効き目は個人差がある

まず局部麻酔を打つ前に手首の静脈に鎮静剤を打ち込みます。

この鎮静剤はこれから手術するにあたって、不安や緊張状態を取り除いてくれますが、それ以外にもこの後に打つ局部麻酔の痛みを和らげる効果もあります。

なので、ほとんどの人はこの鎮静剤によって、局部麻酔を打たれても少しチクっとする程度であったり、まったく痛みを感じません。

しかし、中には鎮痛剤がほとんど効かない人がいます。

もし鎮静剤の効果がない場合には、この局部麻酔によって非常に強い痛みに襲われます。点滴の注射もかなり痛いと思いますが、あれ以上だと思ってもらって結構です。ドナー部分と植毛部分あわせて数発の注射を打ちますが、鎮静剤が効かない人にとってはこの時が一番つらいでしょう。

ただ、時間にして3~5分程度であり、ここを乗り越えれば後はうとうとしてるうちに手術は終わってしまいます。なので、この時だけ少し辛抱するようにしましょう。半年後にはその我慢が実を結び、今まで細い髪の毛しか生えなかったところに太くたくましい髪の毛が生えてくるようになるでしょう。

TOP
に戻る

薄毛危険度診断所  >>  自毛植毛手術に伴う痛みについて

あなたの髪大丈夫ですか?

頭皮にトラブルがある場合には、そのダメージから脱毛しやすくなります。もし、その傾向が出ていたり、不安がある人は、当サイトの薄毛危険度診断を受けてみてはいかがでしょうか?

当サイトの薄毛診断は、合計26個の質問から、薄毛進行状況、頭皮、生活習慣、ストレス、遺伝の5つの状態をチェックします。

そして、その5つの状態から、最終的な薄毛危険度を1~100で表します。

また、危険度が高い場合には、その原因を説明し、簡単な対策法をアドバイスします。ぜひやってみてください。

薄毛危険度の診断結果の写真

薄毛、ハゲ診断

薄毛危険度診断のイメージ図

AGA治療・薄毛治療
お勧め病院ランキング

AGA治療実績NO.1で人気も高い
東京・大阪・愛知・福岡の4院

全国に45院以上展開で高い治療実績
地方でAGA治療するならココ!

評判もよく治療効果も高い
都内限定だが育毛メソセラピーが格安